いじめの証拠を残す方法
完璧な証拠を一つ探すより、小さな記録を日付順に積み重ねるほうが状況を伝えやすくなります
最初に「出来事の一覧」を作る
ノートでもスマートフォンでも構いません。後から見返せるよう、同じ項目で記録します。分からない項目は空欄で大丈夫です。推測と実際に見聞きしたことを分けます。
発生日時:2026年○月○日 ○時ごろ
場所:教室/廊下/登下校中/LINEグループ など
相手:氏名・学年・アカウント名
起きたこと:言われた言葉、された行為をできるだけそのまま
見ていた人:分かる範囲
残っている資料:画像、動画、診断書、壊れた物など
本人への影響:けが、欠席、眠れない、持ち物の破損など
相談記録:誰へ、いつ、何を伝え、どんな回答だったか
LINE・SNS・ネット上の記録
- 投稿本文だけでなく、アカウント名、投稿日時、URL、前後の会話が分かる画面を保存する
- 長い会話は重なる部分を残して複数枚撮り、順番が分かる名前で保存する
- 消える投稿やストーリーは、表示中に画面録画やスクリーンショットで保存する
- 元データを加工せず残し、説明用に印を付ける場合はコピーへ行う
- 端末だけでなく、保護者の端末や安全なクラウドなど別の場所へバックアップする
違法・有害情報相談センターは、誹謗中傷について削除などの前に印刷その他の方法で保存するよう案内しています。削除依頼を先にすると表示が消える場合があるため、緊急性がないときは保存してから通報・削除へ進みます。
写真・動画・けが・壊れた物
- けがは全体と近接の両方を撮り、撮影日時を記録する
- 痛みや体調不良がある場合は医療機関へ相談し、受診日や説明を残す
- 壊れた持ち物は捨てず、全体・破損部分・商品名が分かる写真を撮る
- 弁償や金銭要求がある場合、レシート、振込履歴、送金画面、金額を残す
- 学校の防犯カメラなど保存期間が限られる資料は、早めに学校へ保存を求める
学校とのやり取りを証拠化する
電話や面談だけで終わらせず、日時、参加者、こちらが伝えたこと、学校の回答、次回確認日を記録します。面談後に要点をメールで送り、認識違いがあれば知らせてほしいと伝える方法もあります。
本日○月○日の面談内容について、認識を確認するため要点を共有します。
・お伝えした出来事:
・当面お願いした安全措置:
・学校が確認すると回答した事項:
・次回の回答予定日:
認識に相違がある場合はお知らせください。
録音や公開で気をつけること
会話の録音や撮影、第三者への提出、SNSでの公開は、状況によってプライバシーや個人情報など別の問題を生むことがあります。本記事では個別の適法性を判断できません。記録は原則として公開せず、学校・教育委員会・警察・弁護士など必要な相談先に限定して見せてください。判断に迷う場合は、公開前に専門家へ相談します。
録音機を選ぶ前に
大切なのは高価な機種より、すぐ録音を始められ、電池切れを避け、記録を別の場所へ保存できることです。必要な場合は、ICレコーダー5機種の違いを用途別に確認できます。
大切なのは高価な機種より、すぐ録音を始められ、電池切れを避け、記録を別の場所へ保存できることです。必要な場合は、ICレコーダー5機種の違いを用途別に確認できます。
やってはいけない証拠集め
- 危険な現場へ子どもを戻し、もう一度行為を受けさせる
- 相手のアカウントへ挑発的な返信をし、反応を引き出す
- 画像の重要部分を切り取りすぎて、前後関係が分からなくなる
- 相手の顔、学校名、住所などをSNSで拡散する
- 記録が足りないことを理由に相談を先延ばしする
確認した公的情報
公的情報の最終確認:2026年8月18日 ※個別の証拠能力や録音・公開の適法性を判断する記事ではありません。


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